沖縄の手仕事。

「やちむん」と「琉球ガラス」

COLUMN・2026.7.1

うつわ好きの方にはすっかりおなじみとなった、沖縄のうつわ「やちむん」と「琉球ガラス」。 これからの季節、食卓をみずみずしく彩るのにぴったりの色合いや大らかな絵付けが魅力です。
豊かな自然の恵みを彷彿とさせる伝統のデザインは、いつものご飯をいっそう華やかに演出してくれます。 お気に入りの一点を見つけて、夏のメニューを楽しみましょう!遠くまで出かけなくても、おうちで気軽に旅気分が味わえるかも!?

About
やちむん

沖縄の言葉で焼き物を意味する「やちむん」。琉球王国時代に王府の御用窯として発展した「壺屋焼(つぼややき)」をルーツに持ち、国の伝統的工芸品にも指定されている沖縄を代表する手しごとです。ぽってりとした独特の厚みと土の温もり、そして子孫繁栄を願う「唐草(からくさ)」や豊穣を表す「魚紋(ぎょもん)」など、日々の幸福を願う大らかな文様が特徴です。現在は、伝統を繋ぐ老舗窯元から、現代的な感性を持つ若手の作り手までが切磋琢磨し、多様な美しさを生み出しています。

陶眞窯 皿5寸 ドット ゴスアメ

陶眞窯(とうしんがま)は、沖縄県読谷村(よみたんそん)にある「やちむん」の代表的な窯元です。伸びやかな筆使いで描かれる、沖縄の自然をモチーフにした文様が持ち味。愛らしいドット柄の5寸皿は、直径約15cmと小ぶりなサイズで、毎日の取り皿に重宝します。

商品ページへ

陶眞窯 アラマカイ ドット

「アラマカイ」とは、ご飯茶碗よりも大きく、丼(どんぶり)よりも小ぶりなうつわのこと。沖縄の豊かな大地や青い海を表現したドット柄が、どんな料理も引き立ててくれます。直径約16cmと両手にすっぽり収まるサイズ感で、ミニ丼や少なめの麺類を盛り付けるのにおすすめです。

商品ページへ

陶眞窯 鉢7寸

直径約21.5cmの大鉢です。具だくさんの麺料理なら大盛りサイズがしっかり収まり、食べ盛りのご家族用にもぴったり。たっぷりのお惣菜の盛り付けにもおすすめ。器に描かれた「唐草」模様は、途切れることなく伸びる蔓(つる)の様子から、「繁栄・長寿」を意味する縁起の良い文様です。本土の唐草とは異なり、沖縄の県花である「デイゴ」などをイメージして描かれることが多く、これぞやちむんと言える華やかな佇まいが食卓の主役になります。

商品ページへ

ノモ陶器製作所 マカイ4寸

「マカイ」とは沖縄の言葉で「お碗」を意味します。こちらはご飯茶碗として最も標準的な直径約12.5cmのサイズ。読谷村の工房で日々作陶を続ける野本周(のもとしゅう)さんのうつわには、大胆な「花唐草」や、器からはみ出しそうなほど勢いのある「丸紋」が描かれており、作者のおおらかな人柄が伝わってくるようです。

商品ページへ

ノモ陶器製作所 サカナ箸置き

長さ約7cm。小さくても存在感があり、毎日の食卓に楽しいアクセントを添えてくれる箸置きです。沖縄の澄んだ海をスイスイと泳ぐ、カラフルな魚を連想させます。

商品ページへ

ノモ陶器製作所 ワンブー3.5寸

「ワンブー」とは沖縄の言葉で、縁(ふち)の幅が広い鉢のこと。直径約11.5cmのコロンとした小ぶりなフォルムが愛らしく、使い勝手も抜群です。柄はマカイとお揃いの大胆な「花唐草」と、飴色とブルーの2色をランダムにのせた「点打(てんうち)」の2種類。ちょっとしたおつまみや副菜の盛り付けに最適です。

商品ページへ

ノモ陶器製作所 フリーカップ

直径約9.2cm、高さ約9.6cmと、手によくなじむサイズのフリーカップです。泡盛や焼酎はもちろん、冷えたビールを注ぐのにもおすすめ。ワンブーと同じく、大胆に施された「点打」の個性的な表情が、晩酌の時間をいっそう味わい深くしてくれます。

商品ページへ
About
琉球ガラス

約100年前に実用品から始まった琉球ガラスは、戦後の物資不足を乗り越えるため、米軍基地から出た廃ガラス瓶を再利用したことで、独自の温かみのある風合いへと進化を遂げました。一時期は海外製の安価な類似品が出回る問題もありましたが、沖縄の工房は、この土地の光と職人の技術からしか生まれない「本物の美しさ」を愚直に守り続けています。現在は、原点である廃瓶再生にこだわる工房も、純原料から鮮やかな新色を生み出す工房も、共に切磋琢磨しながらその魅力を高めています。

工房燈人 非耐熱タルグラス

「タルグラス」とは、樽(たる)のようにころんとした丸いフォルムが愛らしい琉球ガラスの定番の形。こちらは直径約6.5cm、高さ約7.5cmのミニサイズです。職人の手によって一つずつ丁寧に作られたグラスは、透明感あふれるガラスに渦状の色彩が美しく映え、普段の食卓からおもてなしの席まで華やかに彩ります。

商品ページへ

工房清天 一口ビアグラス

読谷村出身の松田清春さんが主宰する「工房清天(せいてん)」は、笑顔と活気にあふれるガラス工房です。再生ガラスならではの素朴な味わいを最大限に引き出すモノ作りを続けています。直径約5cm、高さ約11cmの細身のビアグラスは、底面のクリアガラスと、深い海を写し取ったようなボディのカラーガラスとのコントラストが鮮やか。注ぐ飲み物の色によって表情が豊かに変化します。

商品ページへ

工房清天 コーングラス小

同じく工房清天のこちらは、円錐(コーン)型のスタイリッシュなフォルムが特徴です。直径約9cm、高さ約7cmのサイズで持ちやすく、口元が広く開いているため大きめのロック氷もスムーズに入ります。底面がずっしりと厚く安定感もあるので、毎日の定番グラスとして大活躍してくれます。

商品ページへ
About
シーサー

かつては王権の象徴だったシーサー。明治以降に「家獅子(いえじし)」として一般に広まると、様々な魔除け信仰をもつ沖縄の人々は、文化への誇りと平穏への願いを込めて、屋根や門柱に据えるようになりました。今も沖縄の集落では、地域の守り神として、職人の手による表情豊かなシーサーたちが家々を見守っています。
現代では、室内にも飾りやすい手のひらサイズなど、今の暮らしに馴染むデザインも豊富です。玄関やリビングで家族に寄り添い、暮らしを優しく守りながら、見る人の心を和ませてくれます。

工房花 にひひシーサーペア

陶芸家の新川明日香氏が主宰する工房の作品で、手作りならではのぬくもりが魅力です。幅約9cm、高さ約12cmのペアの置物で、「にひひ」と無邪気に笑う表情に、こちらも思わず笑顔になってしまいます。向かって右側に口を開けたオス(福を呼び込む)、左側に口を閉じたメス(福を逃さず災難から守る)を置くのが基本の飾り方。1セットのみの限定入荷です。

商品ページへ

アトリエR シーサーマグネット コロ「あ」と「うん」

シーサーの販売店に勤務しながら製作を始めた作り手による、2014年誕生の比較的新しい工房です。横幅約5cmのころころとした愛らしいフォルムは、見ているだけで癒やされます。冷蔵庫などにメモを貼り付けるのはもちろん、そのまま並べて飾るのもおすすめ。「あ」と「うん」のペアで、お部屋のちょっとしたスペースに迎えてみてはいかがでしょうか。

商品ページへ

沖縄の伝統的な手仕事を暮らしにひとつ取り入れるだけで、南国の風が吹き抜け、ちょっとした旅気分が味わえるかもしれません。この夏はぜひ、お気に入りのうつわと一緒に涼やかな食卓をお楽しみください。